もののけ姫が訴えるもの

もののけ姫が訴えるもの

もののけ姫が訴えるもの

もののけ姫は、野生です。人間なのですが、生まれて間もない頃に、山犬から逃れようとした人間のいけにえ、という形で、ささげられ、その山犬に救われて育てられたのが、もののけ姫、サンです。

人間って本当に勝手ですよね。この話は作り物かもしれないけど、実際に、日本でも、こういったいけにえ的な対象はあったのですから。いけにえをささげたからといっても、何が収まるでもないはずなのに、大人の勝手なエゴで、死んでいくいけにえ。

サンが、シシ神の森を破壊しようとすることを、ひどく憎み、エボシたち人間を、つぶしてしまえ、という野生の心を持った少女です。でも、アシタカにあって、少しずつ、その心が変化していく、という所も見所になっています。

もののけ姫が訴えるもの。それは、人間のエゴそのものです。自分達が潤えば、山が亡くなろうとも、その山で生きている生物の命もなんとも思わない。生きるためには仕方がない、という名目で、どんどんと森を侵略している、必要ないところまでも。

こういった訴えを感じます。もののけ姫に。

死と生というのは、どんな生き物にもあって、それは動物も昆虫も、木も草も人間も同じはずなのに、それを殺してなんとも思わなくなってしまった人間。生きる為に最低限の破壊ならまだしも、ただ、利益の為に破壊を続ける、という人間。

その見返りが、地球温暖化、気候の変化、大災害、ということに結びついている、ということを、もののけ姫が教えているような気がします。

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