耳を澄ませば

耳を澄ませば

耳を澄ませば

この作品は、原作が少女マンガの柊あおいさんの作品。これをジブリがアニメにして登場させた、というものです。

読書好きの少女、月島雫が高校受験前に、バイオリン職人を目指しているという少年、天沢聖司と出会い、そのことがきっかけで物語を書こうとする、現代のありふれた情景を描いたものです。

これまでは、現実にはない世界を多く描いてきたジブリ作品が多かった中、また社会に対しての問題提起が多かった作品の中で、本当に現実によくあるおはなし、日常を描いた作品、ということで、話題になった作品です。

ジブリ作品のすごい所は、その絵、その言葉で、現実に共感を得るような場面が、心の中、脳の中に浮かぶ、という点。そういった部分を考えると、やはりジブリはすごいな、と思います。

雫が悩む気持ちが本当によくわかる、この作品を見た時に、高校生の頃の淡い恋や、未来にはせる夢、というものを考えていた当時を、ありありと思い出すことができました。

青春だよねぇって、心に懐かしい甘酸っぱさを残す作品です。特に、雫の心の中が、しっかりわかるようなそのアニメの表情は、雫が悩む時にはこっちも悩み、雫が思い切り気持ちよいときには、こっちも幸せな気持ちになる、という感じ。

子供達、また大人への問題提起、ということではなく、現代の若い世代、それも、目立つことのない普通の若い世代を、しっかり捉えた作品だと思います。

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